うさみ内科クリニック

ご予約、お問合せはこちら
tel.078-845-2500
ネット予約はこちら
MENU

いびきの治療で快適な睡眠を睡眠時無呼吸症候群を知っていますか?

こんな症状ありませんか?思い当たる方は要注意!

こんなお悩みありませんか?

  • 集中しないといけない場面で集中できず仕事のミスが続く
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 寝相が悪いと言われた
  • 日中、強い眠気やだるさを感じる
  • 太っているまたは、1年以内に3キロ体重が増えた
  • 精神不安定でイライラする

もしかして睡眠時無呼吸症候群かもしれません

睡眠時無呼吸症候群とは?

SAS (サス):Sleep Apnea Syndrome

特徴
大きないびきをかき、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。

睡眠時無呼吸の
起こる原因

睡眠時の無呼吸は、上気道(空気の通り道)が閉塞することによって起こります。

主な閉塞の原因

  • 首周りの脂肪の沈着
  • 扁桃肥大
  • アデノイド
  • 気道へ舌が落ち込む
  • 舌が大きい(巨舌症)
  • 鼻が曲がっている

日本人には顎が小さい(小顎症)の方が多いため、気道がふさがれやすく睡眠時に無呼吸になりやすい

睡眠時無呼吸症候群の
患者さん全員が太っているわけではありません!

Topic

約3%の人が睡眠時無呼吸症候群であるといわれており、実際に治療している患者さんはその10%程度といわれています。寝ている間のことなので自分では気づきにくい病気ですが、日中の強い眠気が交通事故や労働災害の原因となるだけでなく、治療せず放置すると心筋梗塞心不全などの循環器疾患、脳梗塞、高血圧、糖尿病などの疾患を合併する危険が高まります。

米国での調査によると、SAS患者の交通事故発生率は通常の人の約7倍といわれており、また重症SAS患者は通常の人に比べて死亡率は約4倍、脳卒中、心筋梗塞を発症する確率は約5倍にのぼるといわれています。

こんな症状に注意!

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の方の主な症状です。

思い当たる症状がある方はご相談ください

寝ているとき
症状01
寝ているとき
  • いびきをかく
  • いびきがとまり、大きな呼吸とともに
    再びいびきをかきはじめる
  • 呼吸が止まる、むせる
  • 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
  • 息苦しくて目が覚める(お手洗いに起きる)
  • 寝汗をよくかく、寝相が悪い
起きたとき
症状02
起きたとき
  • 頭が痛く、ズキズキする
  • 口が渇いている
  • いくら寝ても熟睡感がなく、疲れが取れない
  • スッキリ起きられない
  • 体が重いと感じる
起きたとき
起きているとき(日中)
症状03
起きているとき(日中)
  • 強い眠気がある
  • だるさ、倦怠感がある
  • 集中力が続かない
  • 記憶力が低下してきた
  • いつも疲労感がある
  • 居眠りで交通事故を起こしかけたことがある

睡眠時無呼吸症候群の
リスク

寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの活動に及ぼす様々な影響

気づかないうちに、日常生活に様々なリスクが
生じる可能性
があります。

生活習慣病の合併
  • 高血圧
  • 心不全
  • 不整脈
  • 糖尿病
  • 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
日中の活動への影響
  • 記憶力の低下
  • 集中力の低下
  • 居眠り運転や交通事故
  • 精密作業のミス

呼吸が止まってしまうの?

睡眠中に呼吸が止まってしまう原因は大きく分けて2つあります

OSA閉塞性睡眠時
無呼吸タイプ

もっとも発生頻度の高いタイプ。
眠っている間に、空気の通り道である上気道が物理的に狭くなったり、完全に閉じてしまったりすることにより、呼吸が止まってしまう、浅くなってしまうタイプ。

CSA中枢性睡眠時
無呼吸タイプ

脳から呼吸指令が出なくなり、呼吸中枢の異常により起こるタイプ。
睡眠時無呼吸症候群の中でもこのタイプは数%程度です。肺や胸郭、呼吸筋、末梢神経には異常がありませんが、呼吸指令が出ないことにより無呼吸が生じます。

当院の治療方法

当院では睡眠時無呼吸症候群の検査・治療をおこなっています。

シーパップCPAP療法

Continuous Positive Airway Pressure

「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって「CPAP療法:経鼻的持続陽圧呼吸法」と呼ばれています。
閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療法として、欧米や日本国内で最も普及している治療法です。
寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開存させて治療する方法です。CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
CPAP療法を適切に行うことで、睡眠中の無呼吸やいびきが減少します。眠気の改善や、血圧を下げる効果が期待されます。

CPAP療法
  • CPAP療法

    寝ると重⼒の関係で顎が下がり、⾆の根元も下がり気道を塞いで閉塞状態になります。
    これが睡眠時無呼吸症候群の原因です。

  • CPAP療法

    ⼀定の圧を加えた空気を⿐からマスクを通じて送り込むことによって上気道の閉塞を取り除き睡眠中の気道を確保する治療法です。ほとんど全ての睡眠時無呼吸症候群の患者さんに有効で、治療の第⼀選択とされています。

マウスピース療法

軽度な症状に適した治療方法です。
マウスピース(スリープスプリント)を睡眠時に装着し、下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぎます。

マウスピース療法

生活習慣の改善

生活習慣の改善のみでSASを治すことは難しいですが、他の治療と合わせることによってSASを軽減させることは可能です。また少しでも良い睡眠がとれるように眠りにつきやすい環境を整えることも必要です。

生活習慣の改善
  • 減量
    肥満が原因のSASには効果があります。10%の体重減少でAHIが26%改善したという報告があります。
  • 体位・横向きに寝る
    身体を横向きにして寝ると症状が軽減する場合があります。
  • 節酒
    アルコールは筋肉を緩め、気道の閉塞を起こしやすくします。

睡眠時無呼吸症候群 検査の流れ

睡眠時無呼吸症候群 検査の流れ図

睡眠時無呼吸症候群 検査の流れ図

睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数をAHI(Apnea Hypopnea Index)=無呼吸低呼吸指数と呼び、この指数によって重症度を分類します。

費用について

検査治療には基本的には
保険診療が適応
されます。

検査
3割負担の場合簡易検査
2700
別途診察料がかかります
3割負担の場合精密検査
12420
別途診察料がかかります
治療
3割負担の場合CPAP治療
4400
診療内容により異なります
マウスピース
制作

専門歯科を
ご紹介します